木附千晶 (ジャーナリスト)
オウムと関わったきっかけ
初めまして、木附と申します。
あの、江川さんと違って、私はまだまだ駆出しですので、皆さん、勿論ご存じないと思うんですが。
私が今回、ここに来ることになったきっかけとなったのは、まあ、オウムの方と出会ったということがあるんですが、それは千代丸さんを通して知り合ったんですけれども、最初、私は別に取材しようとかいう意思も無くて。
ただ、今、報道されていることが本当だとは思えないということがあったんで、真実を知りたいというふうに思ったのがきっかけで、千代丸さんの集会に顔を出して。
そこで知り合った人達の話を聞くうちに、彼女らとか彼らとか、子供の場合もありますけども、かなりいろんなことを我慢して生きているということを知って、本当は裁判とかでも、不当な裁判は沢山あるんですけれども、そういうことを言うだけで、さっき荒木さんとかが仰ってたように、
「反省が足りない」
とか、
「オウムのくせに何偉そうなこと言ってるんだ」
とかいうようなことを言われたりとか、あと、
「マインド・コントロールが解けていないから、ああいうことを言うんだ」
とか、そういうことを言われて、何も言えなくなっちゃってるという状況を、すごく、よく見ました。
で、そういう?????彼らの言葉を聞いている内に、やっぱりそういうことはおかしいと思うし、「これは納得がいかない」と思うことは、ちゃんと人に伝えた方がいいと思ったんです。
それで、多少記事も書いてますけども、いろんな所に企画書を持っていくと、やっぱり必ず
「反省してない」
とか
「あの連中の擁護をするのか」
みたいなことを言われたり、
「仲間だと思われるから、やめた方がいい」
ってアドバイスをされることもあるんですけれども。
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